「産業廃棄物適性管理能力検定2級」
サンプル問題紹介
検定2級で実際に出題されるサンプル問題を紹介します。出題形式が複数あり、それぞれの形式に触れることで検定受験を具体的にイメージすることができます。
- 問.
次の文章のうち、内容が正しいものには1を、誤っているものには2を所定欄に記入してください。"ov_>
- ア.
事業活動にともなって排出された廃棄物は全て産業廃棄物となる。"ov_>
- イ.
排出事業者が処分業者の施設まで自ら運搬を行う場合、運搬時に備え付けるべき書面は紙マニフェストで代用できる。
- ウ.
家電リサイクル法の対象となる機器は一般廃棄物のみであり、産業廃棄物は対象外である。"ov_>
- エ.
フロン排出抑制法で規制されているフロン類の破壊は、廃棄物処理法の処理基準の規制を受ける。"ov_>
-
ア 2 イ 1 ウ 2 エ 2
問.次の設問について、最も適当なものを選択肢から1つ選び、所定欄に記号を記入してください。
ア.廃棄物に関する行為として「処分」に含まれないものは次のうちどれか?(複数選択可)
1. 積替え保管 2. 中間処理
3. 埋立 4. 再生
イ.排出事業者が保存すべき紙マニフェストの保存期間として最も適切なものは次のうちどれか?
1. A票は引き渡した日から、その他は各伝票を受けた日から5年間
2. A票は引き渡した日から、その他は各処理が終了した日から5年間
3. すべて最終処分が終了した日から5年間
4. すべて交付をした日から5年間
-
ア 1 イ 1
問.次の語句の説明として、最も適当なものを選択肢の中から1つ選び、所定欄に記号を記入してください。
ア.WDS
- 排出事業者が委託する廃棄物について、処理業者に情報提供すべき項目を記載できる書式
- 化学物質又はそれを含有する製品を他の事業者に譲渡又は提供する際に、その特性及び取扱いに関する情報を事前に提供するための書式
- 排出事業者が処理を委託した処理業者の施設を、訪問し確認する際にチェックすべき事項をまとめた書式
- 排出事業者が産業廃棄物の処理を委託するときに、廃棄物の種類、数量などを記入し、産業廃棄物とともに回付され、処理の流れを確認するための書式
-
ア 1
問.次の文章の中の空欄について、下記選択肢から適当なものを選び、解答欄に記入してください。
特別管理産業廃棄物以外の産業廃棄物の場合、マニフェストが交付日からカ..........を過ぎても運搬(B2票)・処分(D票)の終了報告がない場合、又はキ..........を過ぎても最終処分(E票)の終了報告がない場合には委託した産業廃棄物の処理状況を確認し、措置内容等報告書をク..........に提出しなければならない。
(選択肢)
1.都道府県又は政令市 2.環境省
3.60日 4.90日 5.180日
-
カ 4 キ 5 ク 1
問.次のような場合、排出事業者として最も望ましいと考えられる対応を【】内の用語を用いて記述してください。
【再委託、措置内容等報告書】
排出事業者Aは産業廃棄物の収集運搬を収集運搬業者Bに、処分を処分業者Cに委託している。処分業者Cで処分された後の残さは処理業者Dにて最終処分される。AはBへ産業廃棄物の引き渡しを行った後に、Cから処理困難通知を受け取った。処理困難通知を受けた時点では、どの業者からもまだ処理終了の報告を受けていない。
-
(解答例)
まず、収集運搬業者B及び処分業者Cへ、委託した産業廃棄物の処理状況を確認する。
実際には廃棄物の処理が完了している場合は、該当する終了報告を受ける。
中間処理が完了していなければ、委託した産業廃棄物について、別の処理業者に委託をし直すか、再委託の基準に従って別の処分業者へ委託を行う。処理困難通知を受けた要因が改善されマニフェストの返送期限内に処理が完了する見込みであれば、その処理を待つ。
処理困難通知を受けた日から30日以内に、これらの対応について、都道府県知事等へ措置内容等報告書を提出する。